日頃から弁当は残さず食え!っと教育して来た我々に強敵が現れた。 アレルギーのあるものはあえて食べさせないのですが好き嫌いは許しません。 下関大会で、彼は事もあろうにプチトマトを食べるのに「おぇ〜」だとか「ぺっぺっ」だとかしやがって、 あんまり汚いんで目の前に座って「俺の目の前で食え!一滴も口から出すな」っと言ったけど、 挑戦的な彼は、目の前でも「まずいです〜。たべれませ〜ん。うぇ〜」などと言った。 頭にきた私は、口から出すたびにゲンコツくらわして食べさせようとしたけど、彼にとっては ゲンコツよりもトマトの方が嫌いだった。。泣きながら頭を出してきた。 それでも食わず。。。ついに羽交締めにして口の中につぶして入れてやった。 下関大会も毎食よく、トマトが付いてきてくれたもんだった。 そして、彼とトマトとの戦いが始まった・・・・ 次の食事からひかるとのニラメッコが続いた。 「トマト食わんかぁ!」 「いやですぅ〜うえぇ〜」 そんな食事が3〜4食続いたかなぁ〜。そしたら、ある時、自分から食べてるじゃないですか! それまで、この世の食べ物じゃなような扱いをしてきた、あのプチトマトを自分の手で持って 自分の口に持っていってるじゃないかぁ〜ウルウル。。。 まっずそーな顔しながら。。「うえぇ〜」とかいいながら。。。うれしかったなぁ。 みんなも、「おーすごい、すごい」「がんばれーひかるー」「ひかるカッコイイ」・・などと励まし、 考えてみれば、プチトマトぐらいでなんでこんな金八先生のワンシーンみたいな事が起きてるんだろうっと 思いつつ、微笑ましく頑張るひかるを見つめてた。 彼は大会が終わって母親に「僕、トマト食べれるよ!」って言ったらしい。 お母さんからも「どうもありがとうございました」とか言われちゃって、 自分が何をしたかとか、とても口には出せませんでした。
Last Update:2002/05/08